個性を大切にするアーユルヴェーダ
こんにちは。
ヨガノヒのKatsuraです。
今日は
「個性を大切にするアーユルヴェーダ」に
ついてのお話をシェアしたいなと思います。
アーユルヴェーダとヨガは姉妹なんて
言われるくらい、
とても深い関係にあります。
ヨガを深めている方は、
ほとんどの方がアーユルヴェーダにも
興味を抱いていたり、
実践していたりするのではないかな
と思います。
アーユルヴェーダはスリランカや
インドに5000年以上前から
ある医療体系なのですが、
私がとても惹かれている点は
個性を尊重するということです。
私たち人間は色々なタイプがいます。
背の高さも、
体重も、
骨の太さも、
年齢も、
住んでいる場所も、
生きている環境も、
性格も、
ライフスタイルも
それぞれみんな違うのです。
胃腸が痛いからと言って、
同じ薬が処方されたとしても、
一時はそれでよくなるかもしれません。
でも長い目で見た時に、
それぞれ違う、
食べている物やライフスタイルなどの
個性を見ていかないと、
また、同じ症状が出てしまうという
ことなんですよね。
根本的な治療にならない。
日本はどちらかというと、
「個性」を重んじるよりも、
「みんなと一緒」が重んじられる
文化かなと感じます。
本当はそうではなくても
「合わせる」ことを学んで、
「協調していく」ことが社会では
大切とされます。
でも、本当の自分ではない自分を
たくさん演じないといけなくなると
自分の中で分離が進むので、
苦しくなってくるんですよね。
電車が事故で止まってしまった時に、
すぐ次のルートを検索して動く人もいれば、
のんびりと車内で待つ人もいる。
駅員さんをつかまえて意見を
言う人もいれば、
今日はついてないな〜と落ち込んで
家に帰ってしまう人もいるかもしれません。
同じ出来事に遭遇したとしても、
人によって色々な反応があります。
それが個性。
電車が動くまでのんびりと待つのが
快適なら待つのも悪くないし、
すぐに動き出す方が
自分の性に合っているなら
動き出せばいい。
そうやって自分にとって「快適」なものを
選んでいく「選択力」が人生には
大切になってくると思うんです。
ちなみにのんびり待つ人は、
アーユルヴェーダでは「カパ(水)」のタイプ。
こういうタイプの方は、
胃腸が弱まった時は、
食べ過ぎていないか?
ヨーグルトや砂糖、揚げ物などの重たい物を
控えるといいと言われます。
すぐに次のルートに進むタイプは
「ヴァータ(風)」のタイプ。
このタイプは、冷えに注意。
温かいものをとり、乾燥したもの、
冷たいものは避けるといいと
言われています。
アーユルヴェーダを学び、
自分の個性を知ることで、
「自分が今本当に必要なもの」が選べる
ようになってくるんです。
そして、その個性を認めてくれるのが
アーユルヴェーダかなと思います。
またアーユルヴェーダの講座も
近いうちにやろうと考えています💕